
ファイバーレーザー切断機「Laser Force(レーザーフォース)」とは、高出力レーザーと先進の制御技術を組み合わせることで、板厚t3.2mmまでの厚板を高速かつ高精度に切断が可能なファイバーレーザー切断機です。製造現場の生産性と安全性を大幅に向上させる一台です。
Laser Forceの特徴
高出力レーザーによる高速・高精度切断
高出力レーザーの採用により、板厚t3.2mmの厚板でもスピーディーかつ高精度な切断が可能です。
・亜鉛めっき鋼板 t0.5mmの場合:MAX 40m/分の切断スピード
・亜鉛めっき鋼板 t3.2mmの場合:MAX 9m/分の切断スピード
1台で幅広い板厚をカバーできるため、板厚ごとに設備を使い分ける手間がありません。
Z軸サーボによる制御
Laser ForceはZ軸をサーボ制御し、板の歪みやリブにもレーザーヘッドが自動で追従し、焦点距離を一定に保つため、歪みのある板でも均一な切断面を確保できます。

インクジェット印字による印字速度の向上
製品への印字方式をインクジェット化し、印字速度を大幅に改善しました。切断から印字までの流れが滞らないため、ライン全体のサイクルタイム短縮につながります。
ミクロジョイント機能で落下・衝突を防止
切り抜いた部品をごく小さな接合部(ミクロジョイント)で母材に残す機能を搭載しました。製品の落下やレーザーヘッドの衝突を防止できるため、小型部品の切断時でも安心して自動運転を行えます。

Laser Forceの活用事例
事例1|板厚を最適化し、振止め金物・架台の鋼材を約20〜30%軽量化
従来、振止め金物や架台は、t5×50×50やt6×50×50といったアングル材から製作・取付を行っていました。これをt3.2mmの板に置き換え、Laser Forceで切断・穴あけ加工を行った後、別の機械で曲げ加工して各種金物を製作に改善しました。
板厚を最適化したことで鋼材を約20〜30%軽量化。建設現場における作業負荷の軽減と作業安全性の向上し、鋼材使用量の削減によるCO₂排出量の削減にもつながり、環境改善にも貢献できます。
事例2|厚板亜鉛めっき鋼板の大量加工で納期短縮とコスト削減
厚板の亜鉛めっき鋼板(t3.2mm)を大量に加工する現場に導入した事例です。従来は切断速度と品質の両立が課題でしたが、Laser Force導入後は生産効率が向上し、納期短縮とコスト削減を実現しました。
製品仕様
| FLCF-3600 | FLCF-5400 | |
|---|---|---|
| サイズ(L×W×H) | 5,100×2,370×2,000mm | 6,900×2,370×2,000mm |
| 重量 | 2,600kg | 3,600kg |
| 切断板厚(亜鉛めっき鋼板) | t0.5〜t3.2mm | t0.5〜t3.2mm |
| 切断板厚(ステンレス鋼板) | t0.5〜t3.0mm | t0.5〜t3.0mm |
| 切断スピード(亜鉛めっき鋼板) | MAX40m/分(t0.5mm) MAX9m/分(t3.2mm) | MAX40m/分(t0.5mm) MAX9m/分(t3.2mm) |
厚板加工の新たなスタンダードとして、「Laser Force(レーザーフォース)」は多様な現場で活躍を目指しています。
ご興味のある方は、お近くの営業所へお気軽にお問い合わせください。
文=福岡支店 相良淳一